2021/05/02 ブログ・サカエちゃんの日々
セルロースファイバーの性能について説明するのも三回目になりました。
今回は『結露防止性能』についてです。
断熱材にちいさな隙間があると、その部分が冷やされたり暖められた莉します。
この温度差が結露の原因になります。
しかし、セルロースファイバーは隙間なく施工できるので透湿性、吸放湿性を持った結露に強い断熱材といえます。
前回もお話ししましたが、木質繊維からできているセルロースファイバーは吸放出性能で空気中の水分を調整することが出来ます。
細かい場所まで隙間なく施工することによって結露、カビとなる湿気対策に最適な断熱材といえます。
更に、セルロースファイバーには殺菌剤や殺虫剤として使用されるホウ酸が添加されています。
ホウ酸の毒性は食塩と同じで目薬や消毒液などに広く使われており、安全性も確保されています。
次回(5月4日)へ続きます。